電話でのご予約・ご相談は

03-3475-8536

診療・電話受付時間 平日 11:00~20:00 土日祝 10:00〜19:00

診療時間
11:00~20:00 - - -
10:00~19:00 - - - - -

お電話が繋がりづらい場合は 各種フォーム をご利用ください。

閉じる

インビザライン矯正中の食事・飲み物の注意点

インビザライン矯正中の食事・飲み物の注意点

矯正治療を行っている間、特に注意しなければいけないのは食事です。
インビザライン矯正は従来のワイヤー矯正と異なり、着脱できるという大きなメリットがあります。
ただ、マウスピース(アライナー)を使った治療で起こりうるトラブルや、マウスピースの強度・性質など十分な理解が必要です。特に飲食時の取り扱いについては、正しい知識を持っておかなければいけません。
「マウスピースを入れたまま食事をしたら割れてしまった」「間食の後に歯磨きをしないままマウスピースを使っていたら虫歯ができた」などの飲食に関するトラブルは、インビザラインに限らずマウスピース矯正全体から見ても少なくないといえるでしょう。

この記事では、インビザライン矯正中の食事や飲み物に関する注意点について解説します。
この記事を読むことで、インビザライン矯正中の飲食時の注意点やリスクを理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな疑問を解決!

  • インビザライン矯正中に食事制限はあるの?
  • インビザライン矯正中は飲み物の制限があるの?
  • インビザライン矯正中の飲食後のケア方法は?
  • 外食するときの注意点は?
  • インビザライン矯正中の飲食に関して知っておきたい注意事項とは?

インビザライン矯正中の食事制限

食事の際に一番気をつけなければならないのは、マウスピースの破損です。
インビザライン矯正で使用するマウスピースは、とても薄いプラスチックで製造されているため、マウスピースを装着したまま食事をすると破損の恐れもあるため、外して食事を摂るようにしなければなりません。
一度破損するとマウスピースを再作製することは可能ですが、再作製のためにもう一度型取りをしなければならない可能性や、治療計画に変更が生じる可能性があるため、結果的に治療終了の時期が遅くなることもあります。よって食事中は必ずマウスピースを外すようにしましょう。
マウスピースを外してしまえば、具体的な食事制限、及び食べてはいけないものはありませんが、食べる際に食物がアタッチメント(マウスピースを維持したり、歯を動かすために必要な歯の表面に付与されている白い突起)にぶつかると、アタッチメントが取れてしまうことはあります。
また、新しいマウスピースに交換した直後は歯に力がかかるため、硬いものを食べると痛いことがあります。よって交換期には硬いものを食べることを控えた方がよいです。

インビザライン矯正中の飲み物制限

飲食の際に一番気をつけなければならないのは、マウスピースの着色です。
水を飲む程度であれば、マウスピースを装着したままでもよいですが、マウスピースを装着したまま色素の強い飲み物を飲むと、飲物の色素がマウスピースに沈着することがあります。例えば、コーヒーやジュースがそれにあたります。
マウスピースが着色してしまうと、まず見た目も悪くなります。また、着色に細菌が吸着しやすいため、衛生的にも問題が生じます。
ただし、インビザライン矯正の場合、マウスピースを1〜2週間で新しいマウスーピースに交換していきます。よって着色が沈着してきたなと思った際には次の新しいマウスピースに移行する時期で、着色が沈着したマウスピースは使用しなくなる場合が多いのも事実です。
さらに熱い飲み物にも注意が必要です。
インビザラインのマウスピースは強化プラスチックで製造されているため、熱に弱いです。よってたとえ水であったとしても、温度が高いままマウスピースを装着した状態で摂取すると、マウスピースが変形する可能性があります。

インビザライン矯正中の飲食後のケア

インビザライン矯正中に飲食した際は、必ずセルフケアをすることをお勧めします。
食べ物の残骸や飲み物が口の中に残った状態でマウスピースをすると、虫歯や歯周病を惹起するリスクが上がります。また食べ物の残骸によってマウスピースの適合が悪くなり、歯に適切な矯正力がかからなくなります。
さらにインビザラインでは、IPR(ディスキング)という歯の両側を少量削ることでスペースを作る処置を行うことがあるので、食物が詰まりやすいです。
セルフケアをする際は歯ブラシで口腔内を磨くだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも使用して口腔内を綺麗にすることが理想的です。マウスウォッシュを併用するとさらに効果的です。

インビザライン矯正中の外食

外食の際は、必ずマウスピースを外して食事を摂るようにします。マウスピースを外した場合は軽く水洗いし、専用のケースに必ず保管するようにします。
専用のケースに保管する癖がついていないと、紛失につながりかねません。また軽い水洗いで落ちないマウスピースの汚れは、入れ歯用の汚れ除去シートで軽くふき取ると、綺麗に汚れを落とすことが可能です。

インビザライン矯正中の飲食のその他注意事項

その他にも注意点があります。

マウスピースを装着したまま飲食を摂ると虫歯や歯周病のリスクが高くなる

マウスピースを装着したまま飲食を摂ると、破損の原因になるだけでなく、マウスピースと歯の間に汚れが溜まりやすくなります。
汚れの中には細菌が存在し、細菌の中には嫌気性菌という生育するのに空気を好まない菌も存在するため、マウスピースと歯の間の密閉された場所ではとても好都合です。
よってこのような細菌が繁殖し、虫歯や歯周病の原因となります。

アタッチメントが取れた場合はすぐにかかりつけの歯科医院を受診する

アタッチメントが飲食で取れてしまうと、マウスピースの適合が悪くなり、マウスピースが外れやすくなり、歯の動きも悪くなってしまうことがあります。
よってアタッチメントが取れた場合はすぐにかかりつけの歯科医院を受診するようにしましょう。

飲食時に誤ってマウスピースを破損や紛失した場合は装着することが可能であれば一つ前のマウスピースを装着しておく

飲食時に誤ってマウスピースを破損や紛失した場合は、破損や紛失時の歯列の状態から長時間マウスピースを装着していないと、歯が動いてしまう可能性があります。
よって装着することが可能であれば、破損や紛失したマウスピースの一つ前のマウスピースをまずは装着して、可及的速やかにかかりつけの歯科医院を受診しましょう。

【まとめ】インビザライン矯正中の食事・飲み物の注意点

インビザライン矯正中の食事や飲み物に関する注意点について解説しました。 この記事では、下記のようなことが理解できたのではないでしょうか。

ここがポイント!

  • 食事制限は特にないが、破損防止のためにマウスピースは必ず外して食事をすることや、アタッチメントの脱落に注意することが必要
  • マウスピース交換直後は硬いものを控えた方がよい
  • コーヒーなど色素の強い飲み物は、着色や細菌の吸着などの衛生的な問題が起こりやすく、温度の高い飲み物は強化プラスチック製のマウスピースが変形する原因となるため避けた方がよい
  • 残渣や飲み物が残った状態でマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病、マウスピースの不適合などの原因となるため、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ、マウスウォッシュなどを使って丁寧にセルフケアを行う
  • 外食時はマウスピースを必ず外して汚れを落とし、紛失しないよう専用のケースで保管する習慣をつけておくことが大切
  • 飲食時の注意点として「虫歯や歯周病のリスク回避のため、マウスピースは外す」「アタッチメントが脱落したらすぐに受診する」「マウスピースの破損や紛失時は応急的に一つ前のマウスピースを装着し速やかに歯科医院を受診する」が挙げられる

インビザライン矯正治療を受ける場合、このような飲食に関する注意点は、カウンセリングや装着時に必ず説明される項目です。
口は日々の生活に欠かせない部位であり、食と歯を切り離すことはできません。それはたとえ治療中であっても同じであり、矯正治療がスムーズに進行するよう常に配慮が必要となります。
インビザラインには、マウスピース矯正特有の注意事項があることを忘れてはいけません。もし破損や紛失してしまった場合、治療が遅滞するだけでなく、再製の費用がかかるなど、経済的な損失も大きくなる可能性があります。
ただ、飲食に関するトラブルは、注意することでかなりの割合で避けられるのも事実です。もちろん、失念や不測の事態もありますので、トラブルに気付いたらできるだけ早くかかりつけの歯科医院を受診または相談し指示を仰ぐことが大切です。

マウスピース矯正期間中のフォロー体制にも力を入れている東京歯並び矯正歯科では、患者様の不安やトラブルにも迅速に対応を行っています。万が一の際には、お気軽にご相談いただける環境を整えております。

運営医院情報

写真 写真
医院名 東京歯並び矯正歯科
院長 白石 文
所在地 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目27−22 青山安田ビル
TEL 03-3475-8536
アクセス

・東京メトロ銀座線「外苑前駅」1a出口より徒歩2分

・東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道駅」A4出口より徒歩7分

・東京メトロ銀座線、半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」3番出口より徒歩8分

詳しいアクセス方法はこちら

診療科目 歯科・矯正歯科
主な診療内容 マウスピース矯正セラミック治療ガミースマイル治療ホワイトニングなど
治療費について 当院の治療は全て保険適用外の自由診療です。
休診日 不定休
休診日時のご案内はこちら
診療時間 平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜19:00

電話でのご予約・ご相談は

03-3475-8536

診療・電話受付時間 平日 11:00~20:00 土日祝 10:00〜19:00

診療時間
11:00~20:00 - - -
10:00~19:00 - - - - -

お電話が繋がりづらい場合は 各種フォーム をご利用ください。