ボトックス注射 (ガミースマイル改善)

ボトックス注射（ガミースマイル改善）とは

上唇挙筋が原因のガミースマイルには、ボトックス治療が有効です。ボトックスを上唇挙筋と呼ばれる筋肉へ注入することで、上唇挙筋の働きを弱め、上唇と鼻翼を引き上げる働きを抑制します。
ボトックス治療とは、ボツリヌス毒素由来の成分であるボツリヌストキシンを注射する治療です。ボトックスには、筋肉を収縮させない働きがあります。毒性を除去しているため、安全性を確保した医療利用ができます。

ボトックス注射（ガミースマイル改善）のメリット

ボトックスは、しわ取りやエラ改善など美容医療分野の治療にも応用される、実績のある治療方法です。
様々なガミースマイル治療の中でも、短時間で完了するため手軽に受けることができる選択肢の1つです。

治療時間が短い

ボトックス治療では、上唇挙筋に直接ボトックスを注射します。
注射のみですので、施術は説明を含めて30分程度で完了します。ダウンタイム（発赤や腫れがある期間）もほとんどありません。

ダウンタイムが少ない

ボトックス治療では、極細の針を使った注射のみですので、腫れや痛みはほとんどありません。ダウンタイムがほぼないため、施術を行ったことを、気づかれることも少ないです。
施術当日も、アルコールの制限のみで、日常生活で問題ありません。

手術がいらない

ガミースマイル治療の外科矯正や骨切りと比べると、外科的な侵襲がなく体に負担がありません。ボトックス治療の場合には、「手術」「メス」に抵抗がある場合にお勧めの治療方法です。

費用が他の治療に比べて安価

ガミースマイル治療の外科矯正や骨切り（数十万円〜数百万円程度）に比べて安価です。使用するボトックスの種類にもよりますが、1回数千円〜数万円程度で受けることができます。

ボトックス注射（ガミースマイル改善）のデメリット

ボトックスによるガミースマイル治療は、短時間の処置や経済面からも、メリットの多い治療法です。しかし、デメリットや副作用についても理解してから、選択することが重要です。

個人差がある

ボトックスの効果は、術後2日程度経ってから徐々に効いてきます。効果が表れにくい方では、5日ほど要することがあります。結婚式などイベントに合わせて、行う場合には、1週間前後の余裕をもつことをお勧めしています。

注射による内出血

ボトックス治療では、極細の注射針を使うため、注射針の刺入点もわからないほどです。場合によっては、皮膚に小さな内出血が起きることがあります。内出血が起きた場合は、コンシーラーやファンデーションで対応し、1〜2週間すると消失します。

左右非対称になることがある

筋肉は個人差があり、必ずしも左右対称ではありません。そのため、左右の上唇挙筋に同量のボトックスを注射しても、唇の挙がり方に差が生じることがあります。唇が上がりすぎる方には、ボトックスを追加することで改善を図ります。

効果が徐々になくなる

ボトックス治療は、ガミースマイルを完治する治療方法ではありません。
ボトックスの効果は、半年ほどで徐々に薄れていきます。効果の持続期間には個人差があります。効果が薄れてきたら、再度注射することで改善します。

ボトックス注射（ガミースマイル改善）のよくある質問

ボトックス注射 (ガミースマイル改善)の治療概要